別れは突然に、思い出は永遠に。

雑記
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突然のご報告になりますが。

我が家の愛兎『ネロ』君が昨夜22時44分虹の橋を渡りました。

 

本当に突然の事で、皆が言葉では表現しづらい、そんな悲しみに暮れております。

 

思えばこの記事で初めて登場したのがネロ君でした。

 

新たな家族の名前が決定!あのキャラから取った・・・わけでは?ペットの名前は悩みます( ˘ω˘)
はい('ω'`)! 一昨日ですか('ω'`)! 書きましたね('ω'`) 新たな家族が増えたと('ω'`)! まぁ、本当にね('ω'`) 1日目は流石におっかなびっくりした感じしていましたが。 2日目から大分慣れてきまして('ω'`) 今は...

 

初めて出会ったのは私ではなく、母で。

いつも動物を家族として迎え入れる時はペットショップや野良問わず、私が全て決めてきました。

そんな母が今も天国で私の事を見守ってくれているあんこのご飯を買いに行った時。

 

『ねぇ!こんなかわいい子おったんよ!』

 

と、声高らかに話しかけてきたのを覚えています。

私は『そっかー。』と素っ気ない返事をしていましたし、家にはあんこがいると思っていました。

しかし、それでも可愛い可愛いというので見に行ってみると。

確かにそこにはとても可愛い可愛い男の子のネザーランドドワーフが居ました。

店員さんに聞くと、数週間前にネザーランドドワーフフェアのようなものをやって唯一売れ残った子だそうです。

母は、こんなに可愛いのに!?見る目ないねぇ、なんて言っていました。

私自身もそう思いますが、理由は分かりやすく。

色が黒だったからです。

日本ではやっぱりオレンジやフォーンといった顔立ちがはっきり分かる色が人気で

単色の黒というのは不人気カラーなのです。

しかし、とても可愛いなぁと思っていると。

店員さんが『だっこしてみますか?』のお約束の言葉を。

母は抱っこをし、私も抱いてみるとペロっと指を舐めるではありませんか。

ペロうさかよ!と私もそこで口説き落とされたのだと思います。

以降、昨日まで私の手を舐めたことは数回しかありません。

母の手は良く舐めていました。

 

 

そんなネロ君は色が黒だからネロという名前を付け。

とにかく元気で病院すら昨日まで健康診断以外で1度も行った事が無いような子でした。

下痢すらしたことが無い、食欲が無かったことが無い。

私の日課は毎朝ネロ君におはようという事。

 

 

 

この動画のように、毎朝おはようを言いに来てくれます。

そして、家に帰ってきてもただいま、寝るときは私がおやすみとグータッチをいつもするのですが。

日課はこのおはようから始まり、抱き上げ、目ヤニを取り、顔を拭き。

歯のチェックとお腹のチェックとお尻回りのチェックとキン〇マのチェックです。

そして、3週間に1度の爪切りとたまにの耳掃除。

 

 

あんこがエンセファリトゾーンの斜頸になり、突然天国に行ってしまってからというもの。

本当にありとあらゆる可能性を潰して、絶対にこいつをきなこやひーちゃんのように10年生きさせて。

しっかり介護して、皆に囲まれて死なせてやるんだと常日頃から思っていたくらいです。

それ位に、あんこを失ったペットロスをまだ私は抱えています。

 

 

ネロ君のケージの周りには絶対に怪我をするようなものはおかずに。

 

 

 

壁の角を噛んでいたのを見かければ即座にDIYでガードし。

1日2回の健康チェックを欠かしたことはありません。

 

 

 

その日課が明日…。

いや今日からなくなるというのが未だに信じられず

やはり大人になっても涙は止まらないもんだな、と思います。

 

 

2022年の4月21日。

18時頃ケージに帰ったネロ君は何度もすわりなおすような動作をしました。

うっ滞の症状のような動作です。

甘く見るつもりは毛頭なく、すぐさま動物病院へ、便をもって駆け込みました。

獣医さんが見るに、何も異常が見つからないということ、お腹の中にガスが溜まっているや、毛玉が出来ていることもないとのことで。

腸の動きを良くする点滴とお薬を飲んで帰宅しました。

そして私は只管マッサージ。

しかし嫌な予感は的中するもので、私は明らかに元気がなくなっていくネロ君を見ていることしかできませんでした。

今まで複数のペットの最後を看取ってきた。

間違いなく全て看取ってきた私ですが。

やはり最後は少しは苦しそうにするものです。

しかしネロ君は本当に眠るように、人が眠りにつくように。

22時44分に息を引き取りました。

まだ3歳なのに人が老衰で亡くなるように虹の橋を渡りました。

心の整理がつかないことはいうまでもありませんが。

 

私の記憶には毎日私に目ヤニを取ってくれ、マッサージしてくれとすり寄ってくるネロ君が鮮明に深く刻まれています。

私の日々の生活を、そして家族の生活を。

鮮やかに彩ってくれた真っ黒な兎ネロ君。

 

 

 

お前のように可愛く愛らしいうさぎに出会う事はもう無いでしょう。

1キロピッタリでずんぐりむっくりした、ネザーの中でも小柄でそれでいて自分勝手で可愛いネロ君。

3年という短い時間ではあったかもしれませんが。

ネロ君が私達の日々を彩ってくれた、その日々は忘れません。

そして売れ残った結果、私といううさ飼いの元に巡り合えたのは。

きっとネロ君にとっても幸せな日々だったと思います。

誰よりも何よりも可愛がった愛すべきネロ君。

天国から、あんことは…。

あんまり仲良くはなかったですけど、見守っていてくれると私もまた前に進めると思うので。

そうあってほしいなと思います。

 

ネロ君のために買ったシソの葉育成キット、植える時期が来たら植えようと思って買ってあったのに

無駄になっちゃったね。と涙でキーボードを濡らし今日の所はこの辺でお別れにしようと思います。

ネロ君と共に過ごした日々を胸に前に進まなければ。

・・・果たして私は立ち上がれるのか。

 

ネロ君を見て下さった方も、可愛いと言ってくださった方もありがとうございました。

ネロ君も喜んでいました。

それでは今日の所この辺で。

お疲れ様でした。

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コメント

  1. (´・ω・`)ショボーン より:

    ご冥福をお祈りいたします。

    • ゼロ より:

      >>(´・ω・`)ショボーンさん

      ありがとうございます(‘ω’`)
      ネロ君のお蔭で少し前向きになってきたんだ(‘ω’`)