ア・リーグMVPを過去3度受賞しているエンゼルスのマイク・トラウト外野手(30)は25日、右ふくらはぎの故障により、今季中の復帰を断念したと発表。来季は万全の状態で迎えられると説明し、球団に対してこのオフシーズンに必要な戦力補強を行ってほしいと期待を述べた。MLB公式ウェブサイトが報じた。

トラウトは、シーズン終了後に試合に出続けた体を回復するための時間をとる必要がないことから、既に来季に向けたトレーニングを始めたところだと明かした。

2週間の休養を経て、現在は「100パーセントに近い状態」と説明。これまでと同じルーティンを継続し、オフシーズンを健康に過ごしたいと述べた。

2030年までの契約を結び、来季が12年目となる同選手だが、14年シーズン以来ポストシーズン進出を逃してきたエンゼルスにとって、このオフが球団フロントとペリー・ミナシアンGMにとって重要になると指摘。球団が補強に向けて努力してきたことを認めた上で、「予算は十分にあるのだから、いい選手を複数獲得してきてほしい」と期待した。