怠惰を求めて勤勉に行き着く。気が付きゃ色んな知識が増えてた。

雑記
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「おめー、ほんと物よー知ってるよなー」

 

二十歳も過ぎたあたりから、何度か言われるようになった私です。

確かに、くだらない事に関しては色々知ってるかも、と自分でも思います。

自分なりにそれを考えてみるとそれは私が怠惰な人間だからだと思いました。

七つの大罪の1つでもある怠惰ですね。

英語でいうとlazy。

 

 

さて、少し昔話をしましょう。

私は小学生の頃、勉強をしなくてもテストで良い点数が取れる子でした。

なので、宿題などをしていかず先生に怒られたこともあります。

その度に私は「結果出てるからええやんけ」と思っていましたが

今ならわかります。

宿題というのは勤勉さを身に着けるための重要な儀式なのです。

そして当時まだ中学受験というものは都会くらいしかなかったのですが

私の住む地域にも受験で入る中学校がありました。

私は地元の中学校に行きたかったのですが

色々な人の薦めから受験をする事に。

倍率はかなりのものでしたが、私は無事合格。

そのまま中学校に入学しました。

当時の気持ちとしては

地元の仲の良い悪ガキ連中と別れる寂しさしかなかった記憶があります。

そしてその中学校に入学すると

周りは勤勉な同級生ばかり。

今まで住んでいた世界とは180度違いました。

しかし私は1度たりとも考えを改めず努力をするフリに磨きをかけました。

 

 

 

結果、私はマッハで置いていかれました。

 

 

 

学年で後ろから数えたほうが早い成績だったと思います。

そのまま地獄の様な中学校生活は終え。

私にも漠然とあった夢は叶わないんだろうなと、思い始めます。

 

 

その結果、私は更に怠惰になりました。

 

 

そうして10代も半ばを過ぎた頃、お金が欲しい年齢になってきます。

同級生が必死に勉学に勤しむ中、私は必死にお金を稼ぐ手段を考えていました。

悪いことも考えましたが、万が一にでもソレがバレれば

私は両親に殺されると思い、悪いことでお金を稼ぐという手段は一瞬にして破綻。

続いて考えたのがパチンコでした。

16でパチンコ屋に入っている友人も居たので、そいつに話を聞いたりもしました。

 

「おぉ!めっちゃ儲かるよ!オレ先月2万買ったし!」

 

それを聞いた私は、マジかよパチンコすげぇと思いました。

しかし私は童顔、どこからどうみても18には見えません。

でも入りたい、パチンコで儲けたい。

そんなことを思いながら過ごしました。

そしてまた後日友人に話を聞くと

 

「あぁ・・・。もうアカンわ・・・。PSP売った金も全部無くなった。」

 

と、言っていました。

儲かってねぇじゃねぇか、と思いましたが私はドンマイと返しました。

 

 

結果的に麻雀ならということで10代も半ばは楽に儲けるために麻雀漬けでした。

幸い仲間内では腕がかなり立つ方で、鼻は伸びる一方。

しかし、雀荘にいくとそうも行きません。

場代もあり、プロ資格も持つメンバー相手から平均勝率3割を叩くのはほぼ不可能。

麻雀は相手をしっかり選ばないと儲からない。

そう思った私は麻雀は皆で楽しくという考えに変わっていきます。

そしてパチンコ屋に入れる年齢になった私は楽して儲けるためにパチンコ屋へ赴きました。

 

 

そして、気が付けば財布の中には10万円を越える金がありました。

 

 

は?パチスロちょろすぎねぇか?

そんなことを思ってパチンコ屋に頻繁に行くようになりました。

 

 

そして、気が付けば財布の中の10万円は消えていました。

 

 

眩暈がする・・・。

1週間で10万円も無くしちゃった・・・。

 

 

しかし、私はそこでパチンコをやめずに勝つ方法を模索し始めました。

楽して儲ける為に気が付けばパチンコ、パチスロの勉強の日々です。

設定の勉強をしてみても、実際に設定を使うホールなんてほとんど無い。

釘を見る勉強をしてもどこの釘も死んでる。

ダメだ、勝つ手段は無さそうだと思いましたが

何かあるはず、と模索し行き着いたのは

スロットはリセット&天井。

パチンコは捻り打ちでした。

スロットは設定変更をすると恩恵を受けられる台があったりします。

しかし設定変更なんて店員さんが閉店後にするので絶対にわかりません。

そこで私が使った手段は前日

それなりのゲーム数で終わった台の下に1枚のコインを落ちるかどうかのギリギリで置くというものでした。

閉店後、台を開ければそのコインは落ちますし

落ちなくても店員が絶対に気づいて回収します。

その店は自動でメダルを補充&回収する店でしたので

設定変更か、エラー以外は台を開けないのです。

この作戦が功を奏し、コインを置いたその台に次の日行き

座り、コインがあれば回収して後は放置です。

そうすればほかの人が適当な所まで打って、私が天井を攫うというものでした。

無ければリセット恩恵のある台ならそのまま打つ。

これでかなりの金額をスロットでは勝ちました。

そしてパチンコでは釘はどうしようもないので

とにかく捻れる台。

今はもう無理ゲー台しかありませんが、当時はそこそこありました。

技術介入によって出玉を増やす行為ですね。

店によっては注意されるのであんまり派手にやっちゃダメなわけです。

 

 

そうしてパチンコ、スロットともに勝ち続けた私は続いて競馬、競艇に興味を持ちます。

しかしこれが難しい。

勝てるビジョンがまったく見えませんでした。

知識はそこそこ付けましたが、明確に勝つ手段を模索してもまったく見つかりませんでした。

そこで馬も船もチャリも参入することなく終え。

他にも楽に金稼げることねーかなーと考える日々。

そんな中、友人と見ていたアニメの言葉を1つ思い出しました。

 

怠惰を求めて勤勉に行き着く。

 

勝負師伝説 哲也に出てくる言葉です。

楽して金稼ごうとすればするほど、知識や技術を付けようとする

楽して金を稼ごうとしたはずなのに気が付けば勉強と鍛錬の日々という意味ですね。

まさにオレか、と思いました。

そして、何よりもその日々が本当に楽しかったのです。

付けた知恵、技術が明確に金銭という数字に現れるのがとても楽しかったのです。

それはお金を稼ぐことが楽しかったというよりは

自分のやった行為に対しての明確な結果を得られるということが楽しかったのだと思います。

現にブログもそうですが書き始める前は、HTMLやCSSどころか

画像の加工の仕方すらわかりませんでしたが、やればやるほど次第にわかってくる

それがとても楽しくやめられなくなっていきました。

気が付けば10年経っていましたね。

近い未来にでも書くことや作ることを少しでも生かせる職に就けたらなーと思ったりもします。

 

 

そして現在、麻雀、パチンコやスロットももう付ける知識も技術も殆ど無くなってしまい

私を熱くさせるのはゲームとブログだけとなってしまい。

パチンコ屋に行くことも殆ど無くなりました。

勝てる額が少なくなったというのも勿論ありますが

やることが今までの知識技術の延長ですらなくなったというのが1番の要因でしょう。

 

 

 

 

そうして現在私が興味を持って参入しているのが

 

 

仮想通貨。

 

 

私の知らない世界が広がっていて、知識が増えていく事がとても楽しいのです。

決して大きい金額でやっているわけではありませんし

現物でしかやっていませんが、なかなかどうして面白いものです。

 

 

怠惰を求めて勤勉に行き着く。

私が怠惰な人間だったからこそ、広く浅く様々な知識を得ることが出来たのだと思います。

私は知識人だ!というわけではありませんが

幾つになっても、こうやって知識を得る喜びを忘れずに

どんな事柄でも学ぶ事をやめずにこの先も進んでいけたらなぁと思います。

 

まぁ、だから私はゲームが好きなんでしょうね(‘ω’`)

いつだってそこには新しい世界が広がっていて(‘ω’`)

いつだって付けた知識や技術を気軽に実践する場があって(‘ω’`)

いつだってそこには友達が居るわけです(‘ω’`)

そりゃやめらんねーよ(‘ω’`)

 

 

というわけで今日のところはこの辺で(‘ω’`)

強ち怠惰なことというのは悪くないのかなと思いました(‘ω’`)

ではでは(‘ω’`)!

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コメント

  1. 社畜アークス より:

    パチスロの話はもしかして4号機かな?
    あれはとんでもない台ばかりでしたね
    勝てば1日で十万、負ければ1日で十万
    途轍もないハイリスクハイリターンでした
    しかし楽しかった、夢がありましたね
    雑誌買って効率などの知識を覚え店で実践
    人によってはメモ帳まで用意して記入
    正に勝ち負けに酔いしれた時代でした
    それ故に今の現状へと導く結果に
    これこそ現代における つわものどものゆめのあと なんでしょうね

    • ゼロ より:

      >>社畜アークスさん
      残念(‘ω’`)!
      私は5号機世代なのでした(‘ω’`)!
      勿論知識としての4号機は知っていますが
      ホールで打った事はないのですね(‘ω’`)!
      4号機中期から規制規制で今があるって感じですねぇ(‘ω’`)