はい(‘ω’`)!
今日は映画(‘ω’`)!!
で、今までも何度か映画は紹介してきましたが。
今回の映画は今までと方向性はかなり違うと思います。
難しいテーマですが、ネタバレ無しで書いていこうと思います。
その映画とは・・・!
否定と肯定・・・です(‘ω’`)!
あらすじ。
ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットは、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”を看過できず、著書で真っ向から対立する主張を繰り広げていた。しかし、アーヴィングは、名誉毀損でリップシュタットを提訴、異例の法廷対決が始まった。この裁判は、開始時から欧米でセンセーショナルに報道され、判決の行方は、ユダヤ人だけでなく、世界の知識層や学者などからも注目された。
裁判の行方を混沌とさせたのは、アーヴィングが提訴した先が、英国の王立裁判所という点だった。英国の司法制度は、訴える側ではなく、訴えられた側に立証する責任がある。それゆえ、訴えられたリップシュタットは、裁判でアーヴィングが唱える“ホロコースト否定論”を崩す必要があった。
このため、彼女のために、英国人による大弁護団が組織された。アーヴィングの日記を調べ上げ、アウシュビッツの現地調査も行い、歴史の真実を確認する作業が繰り広げられる。
その一方で、同時に、弁護団はリップシュタットに対し「法廷では発言しないように」と要請した。しかも、ユダヤ人の生き証人が法廷で証言することも拒否した。
リップシュタットは、アメリカの法廷での戦い方との違いに戸惑い、反発する。しかし、裁判が進むにつれて、弁護団の戦術の深さと巧みさを知る。さらには弁護団の人柄に引き込まれ、この裁判には何としても勝たねばならないという使命感が湧いてくる。
ナチスによる大量虐殺はあったのか、なかったのか。世界中のマスコミが注目するなか、歴史の真実を争う裁判は判決の日を迎えた。
公式サイトより。
あとこれ、最初に言っておきますが。
実話です(‘ω’`)
ネタバレをしない範囲での感想
まず、私自身あんまり書いてきませんでしたが
近現代史をテーマにした映画が好きなんですね。
それでナチスドイツやヒトラー関連の映画は結構見ているので
今回、それに関係がありそうということで私のフィルターに引っかかり視聴しました。
結果から書くと終始緊張感がありとても面白く興味深かったです。
訴えられた側に立証責任が発生する英国式名誉毀損訴訟裁判。
これの難しさと理不尽さは正直感じました。
加えてアーヴィングの悪役感もとても良かったです。
具体的に書くのであるなら、劇場型の人間の厄介さを非常に上手く演じていると思いました。
リップシュタット側は一流の弁護団で望みますが
アーヴィング側は一人で裁判に臨むわけです。
外野から見れば、どっちが主人公なんだ?と見えてしまいます。
映画を見ている私からすれば「何という巧妙な売名行為・・・。」
と、思ってしまいますが、実際に目の当たりにするとそうでないのかもしれません。
自分の正義を貫き生きていると必ず他の思想とぶつかります。
どこの世界、どの国でも起きている事なんだと思います。
色んな事に置き換えることの出来る譲れない対決に私には見えました。
この作品に関してはリップシュタットさんがアーヴィングに乗っかられ売名の材料にされたように感じましたけどね。
最初あらすじだけ見た私は
「あっ、ナチスドイツか、みよ。」
という感じで視聴しましたが。
見終わってみての感想としては。
ホロコーストがあったかどうか。
というよりももっと別の何かを伝えたい映画だと感じました。
過去の歴史を賭けての現代での争い。
例えば事実ではない事だとしても
その事実ではない事を「事実だと信じている人が」言っているとしたら
その人は嘘つきになるのかどうか。
表現の自由とはどこからどこまでなのか。
非常に難しいと思います。
勿論ホロコーストを軽視しているわけではありませんし。
私はホロコースト否定論者ではありません!!!
作中で描かれるリップシュタットの葛藤。
勝つために口を紡ぐ事を選び、悔しい思いにも必死で耐える。
そして、勝つために冷静さを貫き真実という観点でアーヴィングの主張を崩していく弁護団。
1つ1つ丁寧に理詰めしていっても。
アーヴィングにのらりくらりと交わされ、一瞬の戸惑いで一気に反論してくるその感じを見ていると
「ああああああああ!!!」
と、暴力で解決したくなります。
ほんとにティモシー・スポールさん凄いね・・・。(アーヴィング役の人)
ちなみにティモシー・スポールさんといえば。
ハリーポッターのピーターペティグリュー役もやってますよ(‘ω’`)
そう、あのネズミ。
実話ですので、結果ありきの映画ではありますが。
最後は本当にドキドキしますし、おすすめです。
現在、ネットでは色んな意見や情報が沢山あり
それが一気に拡散しちゃう時代です。
だからこそ、真実というものが大切になり
それを見極める根気も大切だと本当に思いました。
そして、劇場型の人間の演説はさも正当性があるように感じる。
その事も改めて感じましたね(‘ω’`)
正直たかたがゲーム主体のブログですら書く自信を無くすレベル(‘ω’`)
1枚の記事を書くにも、時には沢山の情報を調べ知識に間違いがないか何度も精査し、そこに自分の意思を交え記事にします。
それでも間違いはあったりしますし、意見はぶつかります。
そんなね(‘ω’`)
とても興味深い映画でしたので。
皆さんも興味をもたれたら是非。
私はWOWOWで視聴しましたが。
一応Amazonにも字幕吹き替え両方ありますので( ˘ω˘)
プライムビデオで無料じゃなかったんです・・・(‘ω’`)
これはごめんなし・・・(‘ω’`)
でも機会があれば、是非ツタヤのレンタルでも見て欲しい一品(‘ω’`)!
最後は「あー・・・。」「!!!」とかそんなんになりますからね(‘ω’`)
ではでは、今日のところはこの辺で!
お疲れ様でした(‘ω’`)!
コメント
こういう映画は見ないようにしてます
どうしても売名行為に感じちゃうから
日本でいう南京みたいな慰安婦みたいなものです
まだ主張していつまでも被害者面して金を巻き上げたいのかと醜く感じちゃうんですよね
個人的にもう見てて嫌な気分になるような映画.ドラマとかは見なくなりましたね
自身が弱くなったのかもしれません
>>名無しさん
あえては書きませんでしたけども
そう見えちゃうわけです(‘ω’`)
だからこそ、大事なことだと思いましたよ(‘ω’`)!
勿論映画は娯楽ですし
楽しい時間を過ごす為ためのものというのは至極全うで私もそう思います(‘ω’`)
でも私は単純に知らなかったことが知れるというのも楽しさの1つだから見る感じですかね(‘ω’`)
それに関して映画は良いものなんですな(‘ω’`)!